報告:FP ちなみにずっと雨だったんで写真はなしっす(マジすいません。。。。。。)。
社会人になって1年目、カワハギ釣りは面白いと会社の上司に聞かされた。
そしてその人からロッドを借りて、実際に行って2匹しか釣れなかったが非常に面白かった。
.......................という記憶がある。もう12年前の話である。
すぐにシマノ・幻波カワハギというロッドを購入した。210S、たるませ釣り用で他と比べて少しやわらかめの
調子と長さがバラシを軽減しそうで気に入って購入した。
それから12年間、行ってみたいと思いながらなぜかチャンスに恵まれず、行かずじまいになってしまった。
専用のオモリも何種類か買った。
専用の仕掛けを何種類もそろえた。
中オモリも工夫して自作した。
エサも使えそうなエサを何種類も買ったりしてみた。
けれど偶然が重なっていけなかったので、今回フラットフィールドさんの忘年会前の釣りに
今回は気合を入れた。
時間がない中、船宿でアサリを用意してくれるのに4店の釣具屋を回ってアサリ3種類をふくむ
7種類のエサをそろえた。
エサ問屋のオリジナルアサリ370円。
マルキューの特上アサリ1680円。
メーカーのわからない極上アサリハーフパック(マルキューのパクリ)840円。
青イソメ、バイオワーム・ハードストレート&シート型短冊、ガルプ・シート型短冊
である。
ハリの種類もハゲ(関西弁でカワハギのこと)、チヌ、セイゴ、伊豆メジナと4種類各サイズを用意、
中オモリは集魚板付きとただのオモリと用意した。
リールはダイワ・ミリオネアCV-Zにファイヤーライン1号(XDS16lb)とスプールの直径が大きく
巻き上げスピードが速いものを用意した(今はもっといいカワハギリールがいっぱい発売されてるけれど
金がないもんで)。
事前に料理屋で、カワハギの活き作りを注文して口の形もチェックした(高い魚だということも
わかった............)。
パーフェクトである。完璧である。まさにパーぺキであ〜る♪
ところが当日自称天才の彼は、私や平田さんを尻目に初めてのカワハギ釣りで船中1枚目を
上げると立て続けにばたばた4枚あげた。うちのチームの会長様・棟梁なかむら氏であ〜る。
彼は得意満面かと思いきや、当日の悪天候にさらされて(雨&風&波な館山湾であった)、
キャビンへ消えていった........。
6時に出船して昼前までで私は底をとって、小突いて、たるませて、叩いて(仕掛けを暴れ(シェイク)させて)、たった1匹である。
外道(トラギス、べラ、エソ)はガンガン釣れる。エサはじゃんじゃん取られる。
船長の腕は正確にポイントを捉え続ける。
ず〜〜〜〜〜〜とアタリ出っ放し、退屈する暇はないが、冬の海で雨&風&波は寒い。
マジで寒い。
会長がとっととキャビンに引っ込んだのも理解できる。
しかし、雑誌の取材やTVの取材にも出る平田プロはまったく注意力を切らさない。
私も見様見真似でがんばる。
船長も拡声器で指導してくれる。
「FPさぁ〜ん、バスの電撃合わせダメ。すっぽ抜けるか、皮一なら口切れするよ〜。」
「FPさぁ〜ん、電撃ダメだよ〜。」
「FPさぁ〜ん、電撃ダメだってば!!!」
言われても言われても、つい体が反応してしまう。
しかしうまく合わせる練習はトラギス、べラ、エソ相手にたくさん出来てやっと慣れ始めた
午後1時頃、バタバタッと地合いがきて船長と平田さんの指導と、練習の甲斐あって
1時間で怒涛の5枚追加!!
おいしいカワハギの肝和えにありつけました♪